絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男
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この漫画、上手くよめば「BL」を消費している読者に対する批判的視点を提供できるというか。そういう作品かも!と期待して買ったのですが、その点では肩透かし。
また、なぜかみんなが恋することになっている世界で「恋なんかしない」「したくない」というアロマンティックna 人がいたっていいじゃないかという、恋愛至上主義に対するアンチテーゼ作品になるか?とも期待したのだけど、この点でも、ここのせいで失敗しちゃってる。 異性愛者と同性愛者の反転としも描けるはずなんだけど、それもちょっとなあ。
「男同士で恋に落ちる。それは好きにしろって思うし、どうでもいい。ただ、自分はそういう指向じゃない」とかそういう設定にしていっても、おなじように笑いとれるし、ますます作品広がったと思うだけに、そこは残念。